時は2023年12月15日。冬コミで頒布する同人誌がついに家に到着した。過去(特に小学生の頃)に「今思えばあれは同人誌だったな」というお手製の本はたくさん作ってきたが、ちゃんとした印刷所さんに頼んで良い紙で製本した自分の本と対面するのは初めてである。
ぐあああああーーーーッ!!!!!!(発狂)
「自分の本」のいとおしさ
たった16p(表紙込なので本文は12p)の文字通りの薄い本。しかし自分の表現欲求を満たすべく全力で描き切った、俺にとっては極厚の本。まさに生まれたての我が子を抱きしめるかのような感動がそこにあった。メロスには結婚願望がない。メロスは、生涯独身貴族キボンヌである。遠く離れた家族への愛情と恩返しを人生のモットーとし、一人で生きていく所存だ。けれども創作活動に対しては、人一倍情熱を傾けていた。俺の繁殖欲が「創作物を残す」という方向に昇華されているのは言うまでもないだろう。
…なんか デカくね…? 明らかにB5ってデカくね??
今回は最初からスタンダードなB5同人誌で作る予定であったが、印刷してみると思ったよりデカい気がする。確かに普段収集している同人誌はこのサイズ感が多いし、スタンダードではあるんだけど、なんかデカい気がする。
面白いのは、データで見たときに「小さすぎるかなぁ」と思った絵はデカく見やすく、「大きすぎるかなぁ」と思った絵はそこそこ小さく見やすいということだろうか。小さい絵がデカく見えるならデカい絵はもっとデカいやろがい! と単純にいかないのが紙の魔力か。
紙の魔力という点では、「漫画」感を多分に浴びることができた(気がする)。他人の漫画を読むときは利便性から電子書籍派なのだが、こと自分の作品においては断然紙の方が気持ちいい。Twitterやpixivに投稿するのと紙で刷るのとでは全然違う。ドットの集合体だけでは自分の漫画もどきを漫画として認識するのはなかなか難しいのが、インクの集合体になれば勝手に錯覚してくれるっぽい。
コミケ2日目・東ヌ-29aで待ってるぞい
2023年12月31日はコミックマーケット103の2日目。俺は東ホールのヌ-29aで待っています。大事なので繰り返し言います。東ヌ-29aです! ラブライブの島で虹ヶ咲の列です。
当日お越しいただいた方にはノベルティとしてL判写真に印刷した同好会メンバーのイラスト(全12種……イケるかな?)をプレゼント予定です。無配だし、コンビニプリントだし、いわゆる同人グッズ(ラブライブの同人グッズは逮捕者が出ているのでアカン)にはあたらんと思っています。その辺は注意せんとね。
虹ヶ咲だけではなくLeah Crowdy 3rdアルバム「Hodgepodge」も同時発売となるので、良かったらCDの方も買っていってください。よろしくお願いします!!
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